カーリング女子

平昌オリンピックです。
カーリング女子が可愛いという話ではなく、彼女たちの試合を見ていると和むという話です(結果、可愛い)。

 

オリンピックという大舞台で彼女たちはいつでも笑顔で朗らかです。
みんなで意見を出し合い、一つの目標に向かって何がベストなのかを常に考え、失敗しても受け入れ、成功はお互いに称えあい、本当に気持ち良い試合をします。
もちろん、彼女たちの中にだっていろんな人間関係が渦巻いていることでしょう。
ただ、それを微塵も感じさせないところに、プロフェッショナルを感じます。

 

特に素晴らしいなぁと思うのは作戦会議中に何度も出てくる「そだねー」という言葉です。
カーリング男子は、面白いかどうかで方針を決めていたのもぐっときました)

 

私が学生の頃にはなかった言葉ですが(そしてもはや古いのかもしれませんが)「キラキラ女子」とくくられるような女性がとにかく苦手でした。
多くの女性にとって大切だという「共感」能力が当時の私には著しく欠けていて、うまくコミュニケーションが取れず、勝手に壁や引け目を感じたり、実際にクラスの女子全員から無視された期間もありました。
(そして女性がコミュニティを作っていなそうなIT企業に就職して今に至るわけです)

 

その頃の私に、「そだねー」を教えてあげたい!!
相手の意見を受け入れ、共感していることを伝える魔法の言葉だなぁと彼女たちの笑顔を見るたびに感じ入ります。
返事は否定から入らない、そう幾度言われても私の口癖は「いや、○○ですよね?」のまま。

 

これを機会に、「そだねー」にしたら……誰かからものすごく怒られる気がします。